こんにちは。
シブヤ建設工業の辻です。
さてさて、今回は。
タイトルにありますように「換気」についてのお話しです。
辻と一緒に、換気について勉強していきましょう。
この記事を読み終えたときには
どんな換気システムを導入するといいのかを
理解してもらえるかと思います。
それでは今回も、どうぞよろしくお願いします。
まず、はじめに。
「住宅の換気システムとは❓」
そもそも、なぜ住宅には換気が必要なのか。
汚れた空気をきれいな空気と入れ替える為ですよね。
私たちが生きる上で欠かすことのできない呼吸では
酸素を吸って二酸化炭素を吐き出します。
その当たり前な私たちの呼吸ですが
室内など密閉された空間では
二酸化炭素の濃度がどんどん上がってしまいます。
換気が行われず、室内の二酸化炭素の量が増えると
頭痛、眠気、倦怠感が生じるもこともあります。
更には空気の流れが滞り、風邪やインフルエンザなどの
ウイルスが長時間室内に留まってしまいます。
他にも換気が必要な理由としては臭気がありますよね。
では、その換気するための換気システムについてお話します。
一般的に住宅で多く採用されている換気システムとして
第一種換気と第三種換気があります。
(第二種換気と第四種換気もありますが割愛します)
それぞれの特徴をご説明していきますね。
「第一種換気」
第一種換気は機械によって給気・排気の両方を行います。
換気のコントロールが可能で、計画通りに換気することができます。
また、給気側に高性能フィルターを搭載することで
外気の中に含まれる有害物質である
花粉やPM2.5、黄砂などの侵入も防ぐことができ
きれいな空気を安定して家の中へ取り込むことができます。
それにより家の中の空気量が多く、常にきれいな空気の中で
生活することができるようになります。
懸念されるのは、やはり金額です。
結論から申し上げますと第三種換気に比べコストはかかります。
「第三種換気」
第三種換気は給気は各部屋の壁に取り付けられる給気口から
自然に行う自然給気、排気は機械によって行います。
自然給気のため風向きや季節によって
家の中へ取り込める空気の量が違います。
また外気を給気口からそのまま給気するので
夏は冷房で涼しくした室内へ暑い外気が
冬は暖房で温めた室内へ寒い外気が
更には外気と一緒に花粉やPM2.5、黄砂なども
そのまま家の中へ取り込むことができます。
自然給気により安定した給気ができず
排気は機械によって安定しているので
家の中の空気は少なくなってしまい
外気の気圧よりも家の中の気圧が低い状態を指す
「負圧」という空気環境を実現することができます。
湿気がたまりやすく、結露やカビが発生する家で
生活することができます。
第一種換気に比べ設置コストも電気代も安いです。
あくまでも換気に係るコストとしてですが。
いわゆるローコスト住宅で採用される換気です。
それぞれの換気システムの特徴を説明しました。
「シブヤ-Smart Houseはどちらの換気システム❓」
私たちは独自の第一種換気システムである
気圧調整式第一種全熱交換気システム「エクリア」(以下エクリア)
を採用しております。
――気圧調整式❓
外気の気圧よりも家の中の気圧が高い状態を指す
「正圧」という空気環境を実現することができます。
――なぜ正圧がいいの❓
家の中の気圧が外気の気圧より高くなるということは
家の中の空気量が多くなるということなので
外気の影響を受けなくなり、外の温度や湿度、有害物質を
寄せ付けない働きが起こります。
――全熱交換❓
全熱とは、体で感じる顕熱(温度)と潜熱(湿度)を指します。
※例として外気温度32℃、室内温度26℃の場合で説明します。
排気により室内の26℃の空気を屋外へ捨てる際に
空気の中から熱エネルギー(潜熱(湿度))回収します。
その回収した熱エネルギーを
給気により取り込まれる32℃の外気に移し替えることで
実際に家の中へ取り込まれる温度が32℃より低い温度になる
というのが全熱交換の仕組みです。(難しい)
簡単に言うと
夏は室内の涼しさに近づけて換気して
冬は室内の暖かさに近づけて換気してくれるということです。
――第一種で熱交換してくれる換気を選べばいいということ❓
通常の熱交換型の換気システムは
24時間365日常に熱交換を行います。
シブヤ-Smart Houseのエクリアは換気ユニット本体に
・室内温度・湿度センサー
・屋外温度・湿度センサー
・給気温度センサー
3つのセンサーが搭載されており
家の中と外気の温度・湿度を計測し
四季にあわせて家の中全体を理想の温度と湿度にするために
熱交換気と普通換気という湿度調整を自動で行ってくれます。
そのおかげで家の中全体の温湿度は一定に保たれ
ヒートショックのないきれいな空気環境が実現されます。
――エクリアを採用する理由はそれだけ❓
いいえ、それだけではありません。
エクリアは本当にきれいな空気を作り出してくれるからです。
まずは外気を取り入れる給気口へ取り付ける
サイクロンフードが虫や埃、微粒子などの侵入を防ぎます。
次に粒子径0.5㎛まで除去できる給気清浄フィルターユニットが
花粉やPM2.5、黄砂などの微小粒子状物質の侵入を防ぎます。
そして、エクリアプラスという、UVC-CCFL光源装置を
室内へ空気が送り込まれる室内給気側へ設置することにより
家の中に供給される空気をすべて除菌・消臭してくれます。
これによりエクリアは快適な温湿度だけでなく
きれいな空気環境をつくってくれるのです。
「健康な暮らしは住宅内の空気環境から。」
今回は換気のお話しでしたが、いかがでしたでしょうか。
ちょっと難しい話でしたが理解していただけましたでしょうか。
第一種換気と第三種換気どちらがよかったですか❓
――もしも、お客様が。
家の中にいながら、花粉やPM2.5、黄砂や排気ガスを
体の中へ取り込める家に住みたいと思われましたら
第三種換気を選んでください。
いわゆるローコスト住宅を建てれば叶います。
――もしも、お客様が。
家じゅうの温度・湿度が年中快適で
ヒートショックのない、きれいな空気環境で
健康な暮らしができる家に住みたいと思われましたら
第一種換気のエクリアを選んでください。
シブヤ-Smart Houseを建てれば叶います。
家を建てる際、建築コストを削りたいのは皆さん同じです。
もちろん私もそう思います。
しかし、建築コストを削ることと
お客様ご自身や、大切なご家族の健康は
同じ天秤にかけるべきでしょうか❓
そこをしっかりと考えて理解した上で
お客様が納得した家を選んでくださいね。
「★随時、シブヤ-Smart House説明会のご予約を承っております。」
お客様の夢のマイホームです。
「絶対に失敗して欲しくない」
その気持ちで私たちは暮らしづくりを考えています。
お客様のための夢のマイホームづくりを
ぜひ私たちシブヤ建設工業にお手伝いさせてください。
説明会は、もちろんお客様のご都合に合わせてご対応致しますので
どうぞお気軽にお問合せくださいね。
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ここまで読んでくれて本当にありがとうございます。
今回もお付き合いありがとうございました。
以上、シブヤ建設工業の辻がお届けしました。